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辻野裕明:prayer
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 6月 20日

「Prayer2」
2011
LED、基板、スイッチ
9.5cm×5.5cm×13.5cm(WHD)
Hiroaki Tsujino, Courtesy of TENGAI GALLERY

7月5日(木)より、新設コマーシャル・ギャラリー「TENGAI GALLERY」を中目黒にオープンいたします。

"TENGAI"とは、奇想天外の天外から来ており、天のはるかかなた、思いもよらない所という意味です。従来の美術を逸脱した、小さな枠に囚われない作家を、今後取り上げて行きたいと考えております。 「TENGAI GALLERY」は、現代美術家・天明屋尚がプロデュースし、日本のアートシーンのイメージを刷新するような若手アーティストを育て、独自に発信して行く拠点です。
また、天明屋尚の提唱するBASARAの副題は「縄文土器からデコトラまで」でしたが、ギャラリーが位置する目黒川沿いは、縄文文化の一つの中心であったとされ、縄文遺跡が多数発掘されている土地です。縄文にゆかりのある中目黒のこの地から、過去・現在・未来とBASARAの息吹を繋げて行く所存です。

第一弾の個展は、辻野裕明展「prayer」を開催いたします。 彼は2010年「TAGBOAT AWARD」で天明屋尚賞を受賞。その後、天明屋尚がキュレーションしたBASARA展にも参加している、スイッチと関係性を持った作品を作り続けている作家です。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、是非お立寄りいただければ幸いです。

辻野裕明展「prayer」2012年7月5日(木)-8月3日(金)

辻野裕明は、1971年東京生まれ。97年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。 一貫してスイッチに拘った作品を発表してきた辻野ですが、近年LEDを取り入れ、スイッチを押すと色とりどりの色彩を放ち光輝く、とても小さな作品を発表しています。小さいながらも華やかさと脱構築の遊び心が同居し、スイッチを押したときの意外性が作品を際立たせています。
本展では、シリーズ作品Prayer1からPrayer3の他、次なる展開を見せる新作4点を展示いたします。視覚と触覚により、辻野作品を体感下さい。

[作家プロフィール]
辻野裕明 Hiroaki Tsujino

1971 東京生まれ
1997 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業

[主なグループ展]
2010 BASARA展

[主な受賞歴]
2010 第5回TAGBOT AWARD 天明屋尚賞
2011 前橋アートコンペライブ2011 ヤノベケンジ賞

オープニング・レセプション:7月5日(木)18:00-20:00


全文提供:TENGAI GALLERY
会期:2012年7月5日(木)~2012年8月3日(金)
時間:11:00-19:00
休日:日・月・祝
会場:TENGAI GALLERY
東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階
最終更新 2012年 7月 05日
 

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