| EN |

TWS-Emerging 2012  176/177/178/179
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 5月 26日

長谷川義朗(オル太)
《一年一絵 (平成22年)》
2011

川久保ジョイ
《the medium》
2011

「TWS-Emerging」とは
2001年の開館以来トーキョーワンダーサイト(TWS)は、様々な分野の若手支援、育成のプログラムを行ってきました。そのひとつであるTWS-Emergingは 東京都主催の公募展「トーキョーワンダーウォール(TWW)」と連携したプログラムです。毎年TWWでは1000名を越える応募者の中から100名の入選者が 。選ばれ東京都現代美術館で展示を行います。さらにその中から12名の入賞者が東京都庁3階の空中歩廊というパブリックな場所に展示する機会を得ます TWS-Emergingは、この100名の入選者の中からTWSでの展示希望者を募り、審査を経て選出された作家をTWS本郷にて展示するものです。本年度 は16名が選ばれ、4名ずつ順に紹介していきます。選ばれた作家たちには個展の開催にとどまらず、TWSでの様々なイベントやワークショップへ参加することを促す他、展覧会後は、TWS渋谷での展示(TEAM)やTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスを拠点にした海外レジデンスとの交換プログラムへの派遣。なども視野に入れ、各作家の活動をさらに広げることを目的とした支援を行っています。

2012年5月12日(土)~6月3日(日)176二藤建人/177 川久保ジョイ/178 小山 篤 /179 松尾勘太
2012年6月9日(土)~7月1日(日)180 森部英司/181 間瀬朋成/182 酒井龍一 /183 関山 草
2012年7月7日(土)~7月29日(日)184 伊藤純代/185あべゆか/186 及川さとみ /187 唐仁原 希
2012年8月4日(土)~8月26日(日)188 長谷川義朗(オル太)/189 村上佳苗/190 齋藤春佳 /191 福山竜助

[作家プロフィール]
176 二藤建人|Kento Nito

1986年 埼玉県生まれ
2012年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

《主な展覧会》
2012年 「standpoint/かつての真上」florist_galleryN、愛知
2011年 「走って流して山ができた」梅乃湯、東京
「2011年 「トーキョーワンダーウォール公募2011入選作品展
東京都現代美術館、東京
2011年 「第14回岡本太郎現代芸術大賞展」岡本太郎美術
館、神奈川

出品作品について
私自身の単純な行為が、いかに作品として実体化され得るのか。特定の状況を支持体とし、不測を生み出す起点として、私は行為する。


177 川久保ジョイ|Yoi Kawakubo

1979年 スペイン、トレド市生まれ
2003年 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程心身
障害学専攻中退

《主な展覧会》
2011年 「Medium」Ohshima FineArt、東京
2011年 「Still Life」新生堂畑中、東京
2010年 「Air」SpaceWomb、ニューヨーク、アメリカ
2010年 「Landschaft V」ラディウム・レントゲンヴェルゲ、東京

出品作品について
写真は本来、「光×時間=写真」という方程式で表される非空間である。本展では、大規模インスタレーションを通じて、写真と被写体の関係性、その形而上学的部分と写真の本質を探りたい。不可視は見えるのか。


178 小山 篤|Atsushi Koyama

1978年 東京都生まれ
2008年 東京理科大学理学部第二部数学学科卒業

《主な展覧会》
2011年 「Ach,so!?」マキイマサルファインアーツ、東京
「2011年 「トーキョーワンダーウォール公募2011入選作品展
東京都現代美術館、東京
2011年 「Peoplearestrange」マキイマサルファインアーツ、東京
2011年 「MANMACHINE」マキイマサルファインアーツ、東京

出品作品について
頭の中で消化できたものを描き写すのではなく、消化できないからこそ描く。自分が何を選びどのように描いたのか、その痕跡を見てみたい。私は描く造るということに重点を置き制作している。


179 松尾勘太|Kanta Matsuo

1980年 佐賀県生まれ
2012年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻
油絵コース修了

《主な展覧会》
2012年 「記憶の穴場」平成23年度武蔵野美術大学優秀作
品展、武蔵野美術大学美術館展示室、東京
「2012年 「第31回 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展
損保ジャパン東郷青児美術館、東京
2011年 「暗闇の呼吸」SPACE/ANNEX、東京
2011年 「Switchers3×3」、藍画廊、東京

出品作品について
怖いけれども笑えるような。生々しいけれども非現実的な様々なイメージを混ぜ合わせ、絵具の力を借りて、「心地のよい混乱」を画面の上に作り出したい。優しくて、理不尽なエネルギーに満ちたものを。

■オープニングイベント: 5月12日(土) 15:30~19:00 アーティスト・トーク+交流会 

ゲスト:近藤健一氏 (森美術館 アソシエイト・キュレーター)


全文提供:トーキョーワンダーサイト本郷
会期:2012年5月12日(土)~2012年6月3日(日)
時間:11:00~19:00(最終入場は30分前まで)
休日:月
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
最終更新 2012年 5月 12日
 

関連情報


| EN |