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太田湘香・慧香日本画展-四季の移ろいを楽しむ-
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 5月 23日

太田湘香 作
四尺二曲屏風「源氏物語」

太田湘香 作
「丹頂の四季(子育て)」
26×43cm
丹頂の姿を季節ごとに描いた四部作のひとつ

太田慧香 作
「湖畔の菖蒲」
12.5×38cm

太田慧香 作
「修二会 お水取り」
38×45cm

日本画家・太田湘香さんと太田慧香さんによる、和光では12年ぶり4回目の展覧会を開催いたします。 初代太田秋亭を父に持ち、「日本の古き良きもの、季節のものを愛でる繊細な感性を後世に伝えたい」と、日本の四季を一貫して描き続けてきた太田湘香さん。厚塗りせず、筆の動きを生かしたその作風は、弟子である長女の慧香さんの作品にも受け継がれ、岩絵具独特の優美な色彩で人々を和ませてくれます。 母娘二人展となる今回は、桜や紅葉、四季の花々、春夏秋冬の自然に遊ぶ鳥、四季折々の風景などに加え、源氏物語を題材にしたものや、東大寺の修二会など、日本の風物を描いた作品、約70点が会場を華やかに彩ります。

[作家プロフィール]
太田(おおた)湘香(しょうこう)

1930年 神戸市に生まれる
幼時より父・太田秋亭(初代)、伯母・二代秋亭に日本画を学び、
堅山南風に師事
外務省文化事業部を通じて親善外交にも尽力する
1966年~ 個展(東京、新潟など)
1997・99・2000年 和光にて展覧会を開催
1999年~ 東京を中心に親子二人展を開催
現在 国際連合児童基金(ユニセフ)、東日本大震災の復興支援などの慈善活動に努めている



太田(おおた)慧(すい)香(こう)

1962年 東京に生まれる
二代秋亭、母・湘香に師事
1980年 スイス、アメリカへ留学
帰国後、絵画教室にて指導
各国大使館を通じ、親善活動と日本画の伝承に努める
1999・2000年 和光にて展覧会を開催
1999年~ 東京を中心に親子二人展を開催
現在 国際難民救済協会、東日本大震災の復興支援などの慈善活動に努めている


全文提供:和光
会期:2012年6月26日(火)~2012年7月8日(日)
時間:10:30~19:00(最終日は17:00まで)
休日:会期中無休
会場:和光ホール
最終更新 2012年 6月 26日
 

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