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MAM POP-UP 第1 弾企画
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Published: May 16 2012
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「MAM POP-UP」プロジェクトの第一弾を展開しているアークヒルズの様子

「MAM POP-UP」プロジェクトの第一弾を展開しているアークヒルズの様子

作家:田口行弘
撮影:御厨慎一郎

森美術館( 館長:南條史生)は、美術館を飛び出したアート作品を、街の空きスペースなどに不定期 に展示するアートプロジェクト「MAM POP-UP」をスタートします。第1 弾として2012年5月2日 ( 水)よりアークヒルズ( 港区赤坂)で田口行弘の作品を紹介します。

昨今、ロンドンやニューヨークなどの都市部では、空地や空き店舗に突然現れるレストランや ショップ、イベントスペースが、若者を中心に話題になっています。

ひょっこりあらわれるこれらのスペースは、不定期もしくは期間限定でアイデアや工夫に富んでい るため多くの人々を惹きつけ、街に活気と刺激を生みだす試みとして注目を集めています。

「MAM POP-UP」は、これに着想を得て森美術館が企画、監修するプロジェクトで、森美術館の所 蔵作品「森アートコレクション」や若手アーティストの作品を取り上げます。第1 弾は森美術館「MAM プロジェクト014」出展作家、田口行弘の作品《桜男》と《スケッチ(〈ウーバー〉より)》を、アークヒル ズ内カラヤン広場の壁面2 箇所、各々幅約16 メートルのスペースで紹介します。

また、本プロジェクトのfacebook ページでは、展示作品や作家紹介だけでなく、プロジェクトを展 開するエリアのレストランやショップ、イベントの情報なども発信します。

森美術館は、このプロジェクトを、本年8 月に竣工する「アークヒルズ 仙石山森タワー」などで、継 続的に企画していく予定です。当館は、本プロジェクトを通して、美術館の外でも現代美術に触れてい ただける機会を増やし、日常生活の中でより気軽にアートを楽しめる環境づくりを目指します。

[作家プロフィール]
1980 年 大阪生まれ
2004 年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2005 年 ベルリンに拠点を移し、以降ベルリン在住
2010 年 森美術館「MAMプロジェクト014:田口行弘」開催
2008 年 第12 回文化庁メディア芸術祭〈優秀賞〉受賞

ドローイング、パフォーマンス、アニメーション、インスタレーションが混然一体となった「パフォーマティブ・インスタレーション」で注目を浴びている作家で、古典的なアニメーションの方法でコマ取りしたイメージを繋げ、ユーモラスかつテンポ良く、まるで偶然の産物のように見えながら、周到に計画された作品を制作しています。

MAM POP-UP

全文提供:アークヒルズ


会期:2012年5月2日(水)~未定
会場:アークヒルズ

Last Updated on May 02 2012
 

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