| EN |

マイブリッジの糸:山村浩二とNFB作品
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2012年 5月 10日

山村浩二《マイブリッジの糸》/2011 ⓒNational Film Board of Canada / NHK / Polygon Pictures

山村浩二《こどもの形而上学》/2007 ⓒYamamura Animation

山村浩二《Fig(無花果)》/2006 ⓒYamamura Animation

NFB制作《ビーズゲーム》/1977 監督=イシュ・パテル ⓒNational Film Board of Canada

NFB制作《技》/2006 監督=ジョルジュ・シュヴィッツゲベル ⓒSchwizgebel / National Film Board of Canada / TRS

山村浩二は、アヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要な国際アニメーション映画祭で多数のグランプリを受賞、第75回アカデミー賞短編アニメーション部門では日本人初のノミネートとなる等、国際的に活躍するアニメーション作家です。 本企画展では、 2011年にカナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada=略称NFB)と共同で制作された最新作『マイブリッジの糸』を中心に、代表作8作品の上映、並びに同作のストーリー画と原画の展示、制作の裏側を追うドキュメンタリーの上映も行います。また山村浩二セレクトによる1960年代から2011年までのNFBの名作5作品も上映いたします。 本企画展を通して、日本を代表するアニメーション作家 山村浩二の創作の秘密や、作品の多彩な魅力に触れて頂くと共に、一編のアニメーション作品が生まれるまでに費やされる膨大なエネルギーや情熱を感じて頂けたなら幸いです。

[作家プロフィール]
山村浩二(アニメーション作家)

1964年生まれ。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。これまで国際的な受賞は70を越える。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。
ヤマムラアニメーション有限会社代表取締役、東京造形大学客員教授、東京藝術大学大学院映像研究科教授。

【料金】
大人500円、小中学生250円(常設展示もご覧いただけます)
※SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012開催期間中(7月14日[土]~22日[日])、
映画祭の半券で入場無料となります。


【ギャラリートーク】
山村浩二による、ギャラリートークを企画展コーナーにて行います。
実際の展示を見ながら、作家自身による作品解説や、制作秘話を聞く事の出来る貴重な機会です。

開催日:2012年6月30日[土]
時間:14:00~15:30
定員:30名(当日先着順)
会場:映像ミュージアム 3F 企画展コーナー
参加費:無料(映像ミュージアム入館料が必要です)

山村浩二hp

全文提供:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム


会期:2012年6月2日(土)~2012年7月22日(日)
時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休日:月 ※7月17日(火)は臨時開館
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
埼玉県川口市上青木3-12-63

最終更新 2012年 6月 02日
 

関連情報


| EN |