| EN |

Johan Peter(Jp) Hol 個展:Dystopia(dreaming of a new galaxy)
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2012年 2月 11日

画像提供:studio J

studio Jにおける2012年1月から2月の展覧会といたしまして、Johan Peter(Jp) Hol (ジョアン・ピーター・ホル)個展 “Dystopia(dreaming of a new galaxy) “を開催いたします。

Jp Holの個展はstudio Jに於いては4回目の個展となります。第1回目の個展は2005年開催の“Secret Garden” 、第2回目は2007年”HARDSHIP”、第3回目は2009年“ゲイの栗鼠(リス)と月に住む猫のおはなし”と続きました。今回の展覧会は、これら前作の主題となった全ての主要な要素がまとまって登場します。

studio Jで展示する一連の作品においてJp Holが強調するには、頂点の人々やヒーローではなく、大衆や、労働者、忘れられた人達です。今回の展覧会タイトル”Dystopia”をJp Holは、人々が導く、非人間的でしばしば恐ろしい生活の空想の場所、アンチ理想郷と定義しています。Dystopia の夢、他の言葉に言い換えると悪夢、我々すべてが、我々自身から誰からも助けを得ずに逃れることができるのかと言う問いでもあります。

Jp Hol作品の素材として紙、段ボール、粘土、フェルトなど一見して子どもっぽいものが使われますが、それらの持つJp Hol作品の素材として紙、段ボール、粘土、フェルトなど一見して子どもっぽいものが使われますが、それらの持つラフな雰囲気が彼の作品のチャーミングな要素を引き出しています。今回主な出展作品として、3Dのペーパーワーク、モビール、17枚の陶器の皿、Bookletなど展示いたします。

[作家プロフィール]
Jp Holは1964年にオランダで生まれ育ちました。母国のユトレヒトにある大学で、マスメディアを専攻し1990年に卒業後、イタリアのミラノにあるAcademia di Bell Arti di Brera 装飾科に進み、1999年に卒業しました。現在、ミラノとロンドンに拠点を置き、ヨーロッパ各地及び日本で個展やグループショーを開催しています。

全文提供:studio J


会期:2012年1月21日(土)~2012年2月18日(土)
会場:studio J

最終更新 2012年 1月 21日
 

関連情報


| EN |