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現代美術のカッティングエッジ 京都・瀬戸内のゴンベッサたち
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Published: December 16 2011
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画像提供:BAMI gallery / COMBINE office

ゴンベッサとはシーラカンスの事です。シーラカンスとは、古生代に出現し、白亜紀に絶滅したと考えられていた全長約1.5メートルの魚のことで、原始的な形質を有するので、生きた化石といわれています。 その存在を昔から知っていたコモロ諸島周辺の人々からは肉が不味くて「使えない魚」との語義をもつ「ゴンベッサ」の名で呼ばれていました。その価値が明らかになり珍重されるようになった現在、「ゴンベッサ」は一転、「幸運を呼ぶ魚」との肯定的な語義に変わったのです。今展企画は、このゴンベッサの語義変化をアートの世界における劇的なパラダイムシフト(変革)に擬え、今はまだその名も作品も世に知られず、価値も確立していない京都と瀬戸内の若いアーティスト達9名をゴンベッサと位置付け、東京以外の現代美術のカッティングエッジ(刃先・最先端の意)の能力とその可能性を広く問いたいと考えております。

全文提供:COMBINE office


会期:2011年12月21日(水)~2011年12月30日(金)
時間:12:00-19:30 *最終日は午後4時閉場
会場:高松天満屋 5階 美術画廊

Last Updated on December 21 2011
 

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