| EN |

金巻芳俊:相対アンビバレンス
Events
Written by In the document   
Published: October 21 2011
There are no translations available.

流刻デュミナス | 2011 | 楠に彩色 | H72×W19×D19cm | 画像提供:FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART | Copyright © 金巻芳俊

私たち「人間」は皆、迷いの世界に生きる住人である。

男と女、昼と夜、善と悪などが対立、調和、融合を繰り返して形成されているこの世界。

「人間」は矛盾の世界に産み落とされ、生まれながらにして迷いを背負った存在だと言えるだろう。

作家はその迷いのなかに、美しさも汚さも内包された「人間そのもの」を見いだしている。

心のありかたを表す姿として多臂多面という表現を用い、相反する感情、流れて行く時間、ゆらぎやぶれをひとつの人間像に刻み込んでいる。過去、現在、未来と時代を経ても風化しない普遍的な「人間そのもの」という主題に取り組んでいる。

今展は台湾のギャラリーとの共同企画で開催される。

金巻芳俊展12月10~1月15日Elsa Gallery(Taipei)

全文提供:FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART


会期: 2011年10月14日(金)-10月29日(土) 
会場: FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART

Last Updated on October 14 2011
 

Related Articles


| EN |