長谷川竹次郎 Takejirou Hasegawa 豊穣のかたち 展 |
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Published: October 21 2011 |
There are no translations available. 人類がこの地に生を受け、文明と思しきものを築くようになってからこれまで、随分、進化と発展の歴史を辿ってきた様に思ってきたが、人間自身の持つ生命力は早々大きな変化が見られない。むしろ昨今の環境破壊などの傾向を見ていると我々の社会は確実に退化しているのかもしれない。 我々は大地に抱かれ、共存してゆかねばならない大勢の種があり、またそれらを享受して生きている。 古来の人々は日々の糧の豊穣を祈り、また感謝することを忘れず生きてきた。 それは単なる習わしではなく切なる思いであり、身体能力に秘めた自然の反応であったと想像するに難くない。 祀り、奉り、祭り、政 どれも同じ『まつり』とする所以である。 この度、この混沌の時代の中、竹次郎氏の持つ感性と一望斎の持つ技で豊穣を祈るかたちが現れる。 竹次郎氏の好むカタチは古来のカタチである。それは現代を生きる我々に大事なことを呼び覚まさせるスイッチでもある。 全文提供: gallery feel art zero / 正木なお 会期: 2011年10月8日(土)-10月23日(日) |
Last Updated on October 08 2011 |