展覧会
|
執筆: 記事中参照
|
公開日: 2011年 10月 22日 |
山本理恵子は1985年大阪生まれ、今年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画(油画)専攻を修了 いたしました。 2010年「VOCA」入選、2011年「アートアワードトーキョー丸の内2011」にて高橋明也(三菱一号館美術館館長)賞を受賞するなど、大きな注目を集めている若手アーティストです。 「描き始めから見取り図があるわけではなく、終わりまでどんどん絵を動かしていきます。モチーフとして現れるのはいつも、記憶の断片、わたしの日常です。」 地と図との間から生まれる緊張感、その微妙なバランスはややもすると崩壊してしまいます。しかし山本の絵画は、崩れそうで崩れないギリギリの平衡感覚を保ちます。彼女の絵画は、やわらかそうでかたく、かたそうでやわらかい。絵画面の地と図が動きながら共振していくのです。 新たな表現を模索していく山本の最新作をぜひご高覧ください。
山本理恵子 1985 大阪生まれ 2011 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画(油画)専攻修了 展覧会歴 2010「VOCA」上野の森美術館、東京 2011「アートアワードトーキョー丸の内2011」行幸地下ギャラリー、東京
※全文提供: モリユウギャラリー
会期: 2011年10月21日(金)~2011年11月12日(土) 会場: モリユウギャラリー東京
|
最終更新 2011年 10月 21日 |