近藤直人:独りよがってる展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 04日 |
生きることが近藤直人の制作におけるアイデンティティだ。しかしながら彼の創造は負のエネルギーの昇華から開始する。そしてそれが嘘のない真の創造であるか彼自身に問う。 完成までの道のりは孤独なものだが近藤直人は絵描きである。絵描きは絶望していても、例え死を前提にしても、絵を描くものだ。 近藤直人を理解するためには絵を観ていただきたい。彼の絵は人格の表出であり、画面には本音以外語られない。混沌とした画面の配置から具象抽象の表裏一体のバランスを発見したいのだ。そしてその発見が色となり、線となり、絵になっていくのだ。 独りよがりであろうが、独りよがりきってやるのだ。 全文提供: ギャラリー知 会期: 2011年10月5日(水)~2011年10月16日(日) |
最終更新 2011年 10月 05日 |