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榎忠展 美術館を野生化する
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 9月 29日

《RPM-1200》2006-09年 | 画像提供:兵庫県立美術館 | 撮影:金子治夫

神戸を拠点に活躍する榎忠(1944-)の個展を開催します。榎は、型破りなパフォーマンスをはじめ、銃や大砲など現代社会における刺激的な題材を扱ったり、今日多量に生み出される金属の廃材に新しい生命を吹き込んだりと、ユニークな活動を行ってきました。芸術と社会の境界に生きるアーティストといえます。

本展は、回顧展も兼ねた、榎の最大規模の個展です。美術館の地はかつて製鉄所でした。その地霊に惹かれた榎は、鉄を初めとする金属の野生で美術館を満たします。本物の薬莢、溶けた鉛、機械部品の山、変形・切断された鉄材などが展開される、超弩級の榎忠の世界をお楽しみ下さい。

榎忠ウェブサイトはこちら。 http://chuenoki.com/

本展は、神戸ビエンナーレ2011連携事業です。

全文提供:兵庫県立美術館


会期: 2011年10月12日(水)―2011年11月27日(日)会期中無休
開館時間: 10:00~18:00(金・土曜日は午後8時まで) 
会場: 兵庫県立美術館 3階企画展示室 他

最終更新 2011年 10月 12日
 

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