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山種美術館創立45 周年記念特別展 ザ・ベスト・オブ・山種コレクション
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Published: September 18 2011
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奥村土牛《醍醐》1972(昭和47)年 紙本・彩色 | 山種美術館

1966(昭和41)年、日本初の日本画専門の美術館として誕生した山種美術館は、今年で開館45 周年を迎えます。これを記念し、当館が所蔵する約1800 点の収蔵品の中から、館を代表する名品を選りすぐり、一堂に展示する特別展「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」を開催いたします。

当館のコレクションは、横山大観、上村松園、小林古径、安田靫彦、奥村土牛、加山又造、平山郁夫など、明治から平成までの画壇をリードしてきた名だたる作家たちと直接交流を重ねる中で蒐集された日本画が核となっています。また、「幻の画家」と呼ばれた日本画家、速水御舟 のコレクションは、質・量ともに国内外随一を誇ります。さらに、当館の収蔵品は日本画だけにとどまらず、琳派や文人画などの江戸絵画、東洲斎写楽や葛飾北斎をはじめとする浮世絵、近代の洋画も含まれています。

今回の特別展では、岩佐又兵衛《官女観菊図》◆、椿椿山《久能山真景図》◆、竹内栖鳳《班猫》◆、速水御舟《炎舞》◇《名樹散椿》◆の5 点の重要文化財をはじめ、東山魁夷《満ち来る潮》◇など当館のために特別に制作された作品、切手になったことでも知られる村上華岳《裸婦図》◆、福田平八郎《筍》◇、速水御舟《炎舞》[重要文化財]◇、奥村土牛《醍醐》◇、広尾移転後初の展示となる川合玉堂《溪山秋趣》◆のような隠れた優品まで約80 点をセレクトし、前期と後期で全点を入れ替えてご紹介いたします。普段はまとまって展示されることのない傑作の数々が一堂に会する貴重な機会となります。本展覧会を通じて、山種コレクションの 真髄を心ゆくまでご堪能いただければ幸いです。

全文提供: 山種美術館


会期:
[前期] 江戸絵画から近代日本画へ2011年11月12日(土)~12月25日(日)
[後期] 戦前から戦後へ2012年1月3日(火)~2月5日(日)
※12/26~1/2 は展示替および年末年始休館

会場: 山種美術館

Last Updated on November 12 2011
 

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