展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 7月 20日 |
全感覚派宣言 ・全感覚派は「全感覚」を信じる ・「全感覚」は知覚、或いは認識以前の感覚である ・全感覚派はジャンルを超越し表現を規定しない ・全感覚派は美術運動である ・全感覚派は仮想に存在し、稀に地上に一つの場を形成する ・全感覚派は「美術」の「哲学」への優位を夢想する ・全感覚派は個人の表現の自由を制限せずその全感覚を肯定する ・全感覚派は「こうである」という絶対性はこれを拒否する ・全感覚派は「私は全感覚派である」という絶対性を保証しない ・「全感覚派である」ことは「全感覚派でない」自由を制限しない ・「全感覚」は「全感覚」である ・「全感覚」は「全・感覚」である
第一回全感覚派美術展 開催にあたって 現在、日本の現代美術はマーケットも充実し、魅力的なコマーシャルギャラリーも増えました。しかし一方、いまだ一般的に現代美術は遠い存在であり、生活に溶け込むまでに至っておりません。本展覧会では、美術の商業性から距離を取り、いま可能な表現と表現者の現在を伝えることで、生活者にとっての美術を考えてみたいと思います。前提として着想した「全感覚派」は、美術表現を可能とするコンセプト以前の作家の内的衝動を信じ、そこに焦点を当てた美術運動であり、美術史上の美術運動に準拠するスタイルを脱構築しています。
リアルとバーチャルの境界侵犯が進み表現の新たな可能性と不安が増大する中、3.11 という大きな危機を迎えた現在、いまアートに何ができてこれからアーティストはどう生きるべきか、それを考え出す端緒となれば幸いです。 -高橋辰夫(全感覚派主宰)
出展作家 あんまり (anmari)・奥まゆみ・高橋辰夫・田中ヒサミ・タニダリョーコ・二艘木洋行・平間貴大・平丸陽子
全感覚派ブログ: http://zenkankaku.cocolog-nifty.com/blog/
全文提供: 全感覚派美術展事務局
会期: 2011年8月16日(火)-2011年8月21日(日)10:00 - 18:00 *初日13:00から/最終日16:00まで 会場: 世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
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最終更新 2011年 8月 16日 |