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版画に出会う展覧会「版画旅行3」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 7月 07日

画像提供:ギャラリーモーニング

井上優さんの「自分だけのものへの出発」クレエヴォーグ、1982年の別冊表紙ロゴのショルダーにかかるスローガンは「豊かな人生を手づくりする」まだコンピュータのない時代。

目次には、カネよりも、ヒマの沢山かかるあそびが、これから大事です。

小さいものを、ひとつだけ持ってみるくらしがあります。

「働く」ことの向う側は、「遊ぶ」ことではなくなりました。

発電所のある都市づくりを考えている市長さんがいます。

あのころ、プランナーの井上優さんが考えていた豊かさのなかにいるのかな? と、ふと考えます。

お気に入りの版画を一枚

リビングルームに飾ってみる

版画旅行は、そんなアートとの出会いをつくります。

出品者
大山幸子: 歳月が染み込んだ男達の存在。エッチング・アクアチント
河崎ひろみ: 草を分け、さらに先、小さな世界をのぞき込むように。ドライポイント
岸雪絵: シェアーされた写実。際立つ空白にクローズアップされる日々。リトグラフ
田村洋子: 独創的にエディットされた夢ゆめ世界に色混じる。木版画
テーリ マッキーナ: ロボット、ゴジラの足、人体のその先の戸惑い。木版画
林聖子: 「みつめる」子供達の、いる風景。エッチング
藤井敬子: 記憶の奧にある、宇宙を見つめる。ソーラープレート
本田このみ: 例えば、銭湯の下駄箱。絶滅危惧物へのまなざし。木版画
マツモトヨーコ: しばらく、そこにいたくなる場所。夏のスケッチ。リトグラフ
吉田 佳代子: 色彩、にほんの四季の抽象的再編集。リトグラフ
吉田真紀子: シンプル・トーンのやさしさ。透明になるまえの思い出。エッチング・アクアチント
吉原英里: モノ、影、すかし見る命の輪郭。エッチング・ラミネート

全文提供: ギャラリーモーニング


会期: 2011年7月5日(火)-2011年7月17日(日)
会場: ギャラリーモーニング

最終更新 2011年 7月 05日
 

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