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昭和のトップモード”御召” ~谷博義コレクション~
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Published: July 02 2011
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会場イメージ | 画像提供:有限会社丸屋呉服店

海外ファッションデザイナーも注目!
“徳川将軍が独り占めするほど愛した最高級の正絹着物が今甦る!

創業大正15 年の有限会社丸屋呉服店(東京都大田区 取締役社長 谷加笑子)主催による、今回2回目の開催となるこの御召展は、初代谷博義が、長年の歴史と伝統を持つ絹織物を後世に残す為、昭和30 年代前後より蒐集した、約1,400枚の裂地を研究材料として復刻される”柄は昔でも色はモダン”な御召を通し、平成のトップモードとしてこれからの世代に日本の伝統技術や「美」を伝えることを目的としています。 昨年、東京・銀座にて開かれた第1回には、3日間で中村吉右衛門夫人や中村東蔵夫人などの歌舞伎界関係者や着物ファン約250 名が来場しました。

URL: http://www.kimono-maruya.com/media/#post-581

【推薦文】
「御召」 讃(一部抜粋)「美しさと使いやすさの追求の執念が、精緻な技術を内包して工夫を凝らし磨き上げた。 滅びゆく日本の着物姿や振る舞いの深遠さ。 それは「御召」に敵うものはないと思う。今日、着物という見せ場に泥んだ眼を「御召」に移したとき、それは明らかになるのではないか。」
-大口キミヨ

【御召について】
御召とは、「御召縮緬」の略であり、「先染め縮緬」とも呼ばれている。 最も高級な正絹着物である御召に惚れ込んだ徳川十一代将軍家斉公(1787~1837)は、御召料(徳川家の着物)として「留柄」を創り、他の者が着ることを禁じた程だった。現在でも「東の銘仙、西の御召」と言われるように、御召は着物の代表とされている。 また最近では、海外のファッションデザイナーが日本の絹染物に注目しており、今後日本の織物技術の最高位である御召が日本の織物産業界の発展へと繋がっていく事が期待されている。

【丸や呉服店について】
1926年(大正15年)3月1日に開店。親娘3人で切り盛りしている気取りのない呉服店として、古くからの顧客や地元のお客様に愛されている。現在の3 代目店長、谷加奈子は初代博義の孫にあたり、七緒(プレジデント社)や「着物いろは」(日本ヴォーグ社)などの誌面にて、着付け講師や着物の達人として出演。朝日新聞の浴衣関連コーナーでは 「浴衣のお手入れ方法」を紹介、また日本経済新聞では「お勧めの浴衣着こなしサイト」として、丸やホームページが紹介されている。年代別の着物と帯、小物のコーディネートや、毎日着物で生活している親娘ならではの着物や帯の工夫などのアドバイスも行う。着物で参加できるクルージングパーティーやワークショップなどのイベントも定期的に開催中。詳しくは、3 月23 日リニューアルされた丸やウェブサイト及びウェブショップ(http://kimono-maruya.shop-pro.jp/)で。

全文提供: 有限会社丸屋呉服店


会期: 2011年11月3日(木)-2011年11月6日(日)11:00 - 18:00
会場: 京絞り寺田(京都府京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町391)


Last Updated on November 03 2011
 

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