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田中功起:シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 1月 21日

光州ビエンナーレ2008での展示風景 《Physical Test》(2007-2008年)、mixed media; approx 200 objects, 6 tables(1400x700x700mm, each), 6 photographs(1030×1456mm, each) size: dimension variable copy right(c) KokI TANAKA / Courtesy of AOYAMA | MEGURO contemporary art

田中功起は75年生、05年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。今年4月からはL.A.にて制作をします。 近年の田中は海外での活動目紛しく『 ice cream 』誌上にて世界のキュレーター10人が選ぶ世界のアーティスト100人に選ばれたり(松井みどり氏選)、特に昨年の韓国に於ける重要な国際展(光州ビエンナーレ、釜山ビエンナーレ、プラットフォーム/ソウル)に立て続けに参加するなど、着実に理解を得て来ました。しかもその度に新作を制作し、自身の興味を進化、実現させている希有な一人です。 今展では光州ビエンナーレで発表した、数々のモノに「場当たりに」判断して手を施した300もの彫刻や写真とドローイング、釜山とソウルで発表したいくつかのアクションを収めた各々の映像作品のほか、新作も大量に掛け合わせて総合インスタレーションを計画しています。 場当たりとは言え、すべては日々の思索と訓練、水泳、歴史学習の賜物です。その時にシンプルすぎる営みや良い意味で無益に見える行動は、かけがえのない情景になるのではないでしょうか。 青山|目黒での過去の展示
http://picasaweb.google.co.jp/aoyamameguro/KokITanakaNewPaintings02#
http://picasaweb.google.com/aoyamameguro/KokiTanakaKAKUSEIInTheAirInTheAir
http://picasaweb.google.com/aoyamameguro/KokiTanakaSAVETHEWORLD
http://picasaweb.google.com/aoyamameguro/KokiTanakaCauseIsEffect
光州ビエンナーレ2008での展示風景
http://picasaweb.google.co.jp/aoyamameguro/KokiTanakaInstallationAtThe7thGwangjuBiennaleAnnualReportAYearInExhibitionsKorea# 田中功起website<http://kktnk.com/>
田中功起 現在開催中の展覧会
特集展示「たとえばここ最近の作品をすこし違ったかたちでみせること」 (3月29日まで/群馬県立近代美術館)
田中功起 アーティスト・トーク
「僕がアメリカに行くまえに整理したこと、話したいこと」
日時:2009年3月14日(土) 午後2時から
場所:群馬県立近代美術館
※全文提供: 青山|目黒

最終更新 2009年 2月 21日
 

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