ヘルタースケルター ~respect for OK!~ |
展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 6月 25日 |
Red Museum2Fでは 山田はるか企画グループ展「狼狽 from EAST」をお送り致します。
漫画家・岡崎京子氏の『ヘルタースケルター』(初出95年、初版03年/祥伝社)への敬意を込め、私・山田はるか自身が主人公のりりこを演じる事により新しい解釈をしている作品(07年)です。
86年生まれの私は特に岡崎京子世代でもなく、以前から漫画好きという訳でもなかったのですが、ふと本屋で手にとり、また忘れた頃にふと『ヘルタースケルター』を読み返しました。この物語りは「一人の女の子が落ちていく話」に見せながらも、いつの時代にも必要とされるべき不変的メッセージが込められているのだ、と再度読み終えたときに勝手に確信をしました。
私は幼少期からジェンダー社会における女性観に違和感を抱いており、それがアーティスト活動をしている原動力になっています。この作品を制作した20歳前後だった私は特に迷走している時期で、世の女性をだいぶ斜から見ていました。そんな怒りにも似た自分の気持ちをぶつけるには、生身の私がりりこになって読む人に、より身近に内容を感じとってもらうのがベストだと考えたのです。
…と、お固めの事を言いましたが、パラパラと観るだけでも「ははは」と、楽しんで頂ける作品になっていると思いますので気軽にお越し頂けると幸いです♪
大好きな大阪で個展ができる事、大変光栄に思っています。 -山田はるか
『狼狽 from EAST』 展示&販売の私(山田はるか)企画のグループ展です。関東から若手アーティストを送り込み!という感じです。
1.河地貢士(うまい仏) 2.ディアステージのアイドル「夢眠ねむ」と、アイドルを撮り続ける写真家・川本史織とのプロジェクト【メタポメ】 3.bo-jw.(ボージェィダブリュー。通称ボーさん。) 4.松岡 友(絵か造形物) 5.インベカオリ★(写真) 6.ドキドキクラブ。元マッドシティ。
全文提供: 浜崎健立現代美術館
会期: 2011年7月8日(金)-2011年8月5日(金) 会場: 浜崎健立現代美術館 Opening Reception Party: 2011年7月10日(日) 18:00 ~
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最終更新 2011年 7月 08日 |