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眞田絵梨香 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 1月 08日

《floor》2008年 | アクリル、鉛筆、パネル、紙、73.0 x 103.0 cm | copyright(c) Erika SANADA | Courtesy of BUNKYO ART

眞田絵梨香(B.1987)は通常は目をそらしたくなるような肉体的グロテスクを平面作品で表現する若手作家である。その世界は時として残虐で残忍なものだが、作家自身はそれを超自然的で美しいものと捉えているようだ。 一般的には生理的嫌悪感を発生させるような題材を美しいものにまで浄化させる作家の背景には、幼い頃から親しんだ「映画」の存在が密接に関係している。「映画」という娯楽芸術作品の中に潜む『ほんの少しの嘘と、ほんの少しの真実』に作家は強く引き付けられ、描き出す肉体には映画のような物語性、エンターテイメント性と日常にはない現実が映し出されている。 今展では、アクリル、鉛筆で描かれた平面作品約10点前後が展示される。

※全文提供: BUNKYO ART

最終更新 2009年 2月 21日
 

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