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第54回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館にて、束芋さんの個展開催が決定
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 6月 07日

束芋 《てれこスープ》2011年
スチル|映像インスタレーション(5’27”ループ)
© Tabaimo / Courtesy of Gallery Koyanagi and James Cohan Gallery

6月4日から11月27日までイタリアで開催される「第54回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展」日本館において、コミッショナー植松由佳(うえまつゆか)氏のもと 「束芋:てれこスープ」展が開催されることが発表された。

本展では、多数のプロジェクターと鏡とを使用し、吉阪隆正設計によって1956年に完成した日本館建築の特異な構造と一体化した映像インスタレーションを発表する予定。束芋さんにより名付けられた本展のタイトル「てれこ」とは、物事が逆転すること、あべこべのという意味を持ち、「スープ」には生命体が発生する液体のイメージが強調されている。

束芋(たばいも)さんは、1975年兵庫県生まれ。現在長野県在住。1999年京都造形芸術大学卒業。 1999年、大学の卒業制作として制作した映像インスタレーション《にっぽんの台所》がキリン・コンテンポラリー・アワード1999最優秀作品賞受賞。国内外でも高い評価を受ける、今もっとも注目される若手アーティストの一人。ギャラリー小柳所属。

最終更新 2011年 6月 06日
 

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