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宮本承司 木版画展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 6月 06日

《水おすし》2011年|14.0 × 23.0 cm|水性木版 | Copyright© Shoji Miyamoto | 画像提供:Gallery Jin Projects

宮本承司は、1988年に大阪府で生まれました。2010年に大阪芸術大学芸術学部美術学科を卒業。第34回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館、2009年)では収蔵賞と観客賞を受賞するなど、大学在学中から注目を集めてきた若手作家です。

宮本の作品には、寿司や果物などの身近なモチーフが、時にユーモラスに、時に詩情あふれる姿で登場します。見慣れた形の鮪のにぎり寿司が雨に打たれ、漂流し、バランの森の前で佇んでいます。そこには、にぎり寿司が意志や感情を持っているかのような可笑しみ、誠実なナンセンスとでも言うべき雰囲気が漂います。

Gallery Jin Esprit+ での初めての個展となる本展では、水性木版による新作約15点を展示予定です。

作家コメント
平面的な版を幾層か重ねることで表れる奥行きや透明感が、身近なモチーフに対する、それまでにはない印象を生み出すことに着目し、制作しています。

全文提供: Gallery Jin Projects


会期: 2011年6月4日(土)-2011年6月26日(日)
会場: Gallery Jin Projects

最終更新 2011年 6月 04日
 

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