写真家の吉永マサユキ・森山大道両氏の主催するフォトワークショップ「resist写真塾」５期生によるグループ写真展。

その学びの成果発表として、５期生13名による修了写真展「理由」を開催し、同時に写真集「resist vol.5」を発刊する。

＜resist写真塾＞は、各自が己のやりたい事を明確にし、数多く実践する事を通じて表現行為のスタミナをつけ、社会性のある写真作家を養成する事を目標として、2006年から続けられているワークショップです。主催は写真家の吉永マサユキ・森山大道の両氏。

与えられる課題は写真制作にとどまりません。例えば最初の課題は「自分の好きな物・嫌いな物について書く」という作文でした。その狙いは自分自身と真摯に向き合い、自分の好奇心の所在と強さを探ること。ひいては表現する欲の強度を自らに問う事でした。

5期生として門を叩いた私たちは、下は23歳から上は63歳、平均年齢は約40歳、しかも殆どが男という顔ぶれになりました。社会人としての経歴も写真歴も様々ですが、表層的なテクニックを超えて、深く写真と向き合う事を求めて学んできました。

授業では「お前は何者なのだ？」という命題が、言葉を変えあらゆる場面で、何度も私たちに突きつけれました。
何故写真なのか？
何故その写真を撮るのか？
何のために写真を撮るのか？
何のために写真を続けていくのか？
私たちresist５期生それぞれが、その『理由』をここに示します。

－resist写真塾5期生一同

※全文提供：　resist写真塾5期生

会期：　2011年6月7日（火）－2011年6月26日（日）11:00 - 20:00（最終日 - 18:00）
会場：　ヨドバシフォトギャラリー INSTANCE（新宿区西新宿1-10-1 MY新宿第２ビル地下１階）
レセプションパーティー：　2011年6月10日（金）18:00 - 20:00