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第42回 講談社出版文化賞発表、写真賞は川島小鳥さんに決定
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 5月 27日

ギャラリーモモ両国での個展(3/5~4/2/2011)より
画像提供:ギャラリーモモ
Copyright© Kotori Kawashima

第42回講談社出版文化賞の受賞者が発表され、「写真賞」を川島小鳥さん(1980年生まれ)が「THERME(テルメ)BOOKS 未来ちゃん」(イニュニック制作)にて受賞した。

講談社出版文化賞は1970年に講談社が創業60周年記念事業の一環としてスタート。前年3月1日から当年2月末日までに刊行された図書を対象とし、さしえ賞、写真賞、ブックデザイン賞、絵本賞の四部門に分かれて贈られる。今回の他分野の受賞者は、「ブックデザイン賞」に昨年83歳で亡くなった勝呂忠さんと水戸部功さんが「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」シリーズの装丁にて、「絵本賞」に高畠純さんが「ふたりの ナマケモノ」(講談社)など。

川島小鳥は1980年生まれ、早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事し、2006年、一人の少女を4年間撮り続けた作品で第10回新風舎平間至賞大賞受賞。2007年、同作品をまとめた写真集『BABY BABY』を発売。先月までギャラリーモモ両国(東京・両国)にて、また今週5月28日(土)まで大坂・Calo Bookshop & Cafe(http://www.calobookshop.com/)にて個展『川島小鳥:BABY BABY』が開催されている。

最終更新 2011年 5月 27日
 

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