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二見彰一 版画展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 5月 20日

《バルトークの部屋》1970年 アクアティント

二見彰一(1932- )は、日本のみならずドイツを中心にヨーロッパで活躍する銅版画家です。

大阪で生まれた二見は、大阪を拠点に銅版画を制作していましたが、その後、東京を経由することなく、そのままドイツなどの西洋諸国で創作活動を続けて行きました。その西洋への誘惑から生じた心の高まりは、作品上に詩情豊かなリリシズムを吐露することになります。アクアティントの技法を駆使した二見特有の銅版画は、青を基調にしたロマンティックなイメージを生み出しており、見るものを幻想的な世界に誘います。

本展は、当館所蔵による二見彰一の版画約250点のうち約100点を選んで、彼の芸術の初期から近年に至るまで40年に及ぶ画業を通観する展覧会です。

【関連プログラム
■二見彰一氏によるアーティストトーク
申込不要、無料(展覧会の観覧券が必要)
6月18日(土) 午後2時-3時
聞き手:担当学芸員 橋秀文

■学芸員によるギャラリートーク
申込不要、無料(展覧会の観覧券が必要)
6月25日(土)、9月3日(土) 各午後2時-2時30分

■先生のための特別鑑賞の時間
7月30日(土) 午前10時-12時
対象:小・中・高・特別支援学校の教員・職員
申込が必要。詳細は美術館ホームページにて。

※全文提供: 神奈川県立近代美術館


会期: 2011年6月18日(土)-2011年10月10日(月・祝)
会場: 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

最終更新 2011年 6月 18日
 

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