5月18日「国際博物館の日」は、1977年に国際博物館会議（ICOM：The International Council of Museums）が制定された。博物館の役割を広める目的で、毎年ICOMがテーマを設定し、世界中の博物館にて無料入館やイベントなどの記念行事が行われている。今年のテーマは、「博物館と記憶 "Museum and Memory"」。

日本では、2002年の初参加以来、多くの博物館が種々の記念事業を実施している。今年、国内美術館では、国立新美術館にて「アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち」が無料観覧できるほか、東京藝術大学大学美術館にて絵葉書を先着40名に贈呈、上野の森美術館にてミュージアムグッズとコーヒー券を先着50名に贈呈、国立国際美術館にて所蔵作品展「コレクション４」「特集展示早川良雄ポスター展」観覧無料、和歌山県立近代美術館にて日博協近畿支部記念グッズ等を贈呈（スタンプラリー参加者のみ）などが実施されている。