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Shashin?
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 5月 13日

来田猛《lacquered objet》
2008年|バライタプリント|580x580xm
画像提供:テヅカヤマギャラリー|Copyright© Takeru Koroda

誕生から百数十年余、単なる記録技術にとどまらない、視覚芸術の一分野として一般に認知されている写真ですがその初期から、芸術か否かという議論にさらされてきました。一方、写真の世界においても、個々の作品を指し、写真の本道/邪道という扱いがなされてきたようです。

本展にて我々が紹介する4人は皆、写真の手法を使って作品制作をしていますが、いわゆるフォトグラファーではなく、写真というフォーマットが持つ記録性や再現性を利用し、それぞれの表現を追求する作家たちです。固定観念に縛られない彼らの作品は、我々が持つ"写真"に対するイメージを覆しアートをカテゴライズすることの意味をも考えさせてくれます。

今回は展覧会初日のレセプションにて、出展作家によるアーティストトークも予定しております。ボーダーラインを易々と越える新世代の作家たちの作品に触れその声を聞くことにより、アートと写真の関係性について再認識していただける良い機会になればと考えております。

出展作家
田口健太(1980年生まれ)
来田猛(1981年生まれ)
藤井まり子(1982年生まれ)
栗棟美里(1988年生まれ)

※全文提供: テヅカヤマギャラリー


会期: 2011年7月1日(土)-2011年7月23日(土)
会場: テヅカヤマギャラリー
レセプションパーティー: 2011年7月1日(土)18:00 -
アーティストトーク: 2011年7月1日(土)19:00 - 20:00

最終更新 2011年 7月 01日
 

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