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森くみ子:縹藍紺JAPAN BLUE 2011
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 04日

画像提供:ギャラリー新居

江戸時代に完成された染色方法、木灰汁を加えて藍を自然醗酵させる、木灰汁醗酵建て(あくはっこうだて)を受け継ぐことによって表現できる藍の色の魅力を、現代の暮らしに生かせる布として展開します。

また今回は、亀甲、桜、桐、藤紋などをモチーフに“縫い絞り”という技法で布を絞り、藍で染めました。布にひだがよることで色の発色が変わり、白く染め分けられたカタチの間に滲みが生じます。縹色,藍色,濃縹,紺色などと呼ばれる藍の濃淡は,言葉による分類以上に、染められた布はより多彩な表情を見せます。縹藍紺…と微妙に変化する澄みきった藍の濃淡の美しさをご高覧ください。

展示品:飾り布10数点,着尺10数点,帯地10数点,スカーフなど小品30数点。

※全文提供: ギャラリー新居


会期: 2011年4月8日(金)-2011年4月16日(土)
会場: ギャラリー新居 東京店

最終更新 2011年 4月 08日
 

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