| EN |

スペインで活躍する作家・錢谷嘉康と森悌子 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 2月 18日

ゼニタニ・ヨシヤス《Floating》
(青)42×73cm Mixed media on canvas
画像提供:ワイアートギャラリー
Copyright© Yoshiyasu Zenitani

モリ・テイコ《予感》
32.7×24.5cm  銅版画
画像提供:ワイアートギャラリー
Copyright© Teiko Mori

世界有数の現代美術による国際展をいくつも開催するスペインに於いてミクストメディアと銅版画の絵画で活躍する二人の作家展をおこないます。

ゼニタニ・ヨシヤスさんは、1990年にスペインに渡り、現在、バルセロナの北、地中海に面したコスタ・ブラバに魅せられ、ここを拠点にスペイン各地と日本で活躍を続けています。カタルーニャの苛烈な光のもと、ヨーロッパの石の文化に積み重なった時間の中を漂流し、その内面に潜む「ひかり」を一切の無駄な表現を省き抽象化することによって、より深い精神性の探求を行っています。油彩、アクリル、岩彩などミクストメディアで描かれた静謐な心象風景は安らぎをもたらします。

モリ・テイコさんは、東京生まれ、スペイン・グラナダに住んで28年近くになります。アルハンブラ宮殿の壁とタイルの模写を宮殿の出版物のために依頼され、制作をしたことがきっかけとなりました。森さんの描く絵画は、巧みな銅版画技法で具象と幾何学的要素を融合させ、イスラムと西洋の心を深い静けさの中に描いています。主たる所蔵先に、現代美術館グラナダ、スペイン国立図書館、グラナダ銀行画廊、スペイン国立版画協会などがあります。

※全文提供: ワイアートギャラリー


会期: 2011年2月22日(火)-2011年2月27日(日)
会場: ワイアートギャラリー

最終更新 2011年 2月 22日
 

関連情報


| EN |