ジャド・フェア:Celebrate The Celebration |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 2月 01日 |
ジャド・フェア個展(ペーパーカッティング)。本画廊にて初個展。 ミュージシャンでもありアーティストでもあるジャド・フェア - 伝説的なオルタナティブロックバンド「Half Japanese」創始者としてもよく知られています。50枚を超えるCD(コラボレイト作品を含む)、多くの出版物が販売されています。また、2本の映画でも取り上げられています:悪魔とダニエル・ジョンストン(2005年)、Half Japanese - The Band That Would Be King (1993年)。 彼は30年を超える音楽キャリアとともに、絵画とペーパーカッティング(切り絵)の才能でもまた展覧会等を通して人々を魅了してきました。今回は、彼の個展「Celebrate The Celebration」用に制作したペーパーカッティングを主要作品として発表いたします。 彼は現在、オースティン(テキサス州)に彼の奥様、三匹の犬、二頭の馬と暮らしています。 Jad Fair (ジャド・フェア) 「Half Japanese :The Band That Would Be King」は、批評家に絶賛されたドキュメンタリーであり、バンドのユニークな歴史、軌道を記録している。1993年に公開された映画で、監督はジェフ・フォイアザークである。 ジャドはまたソロ活動も行い、時折、ダニエル・ジョンストン、ティーンエイジ・ファンクラブ、ヴェルベット・アンダーグラウンドのモー・タッカー、ヨ・ラ・テンゴ、ソニック・ユースのスティーブ・シェリーやサーストン・ムーア、ジョン・ゾーン、クレイマー等とコラボレートしている。彼の歌は2つの大手伝記映画のサウンドトラックに使われている: 「カート・コバーン:アバウト・ア・サン」、「悪魔とダニエル・ジョンストン」、ほかにも、マーサ・コルバーンの短編アニメーション数点、ヨーロッパ映画の「Luci et Maintenant」(スイス)や「Ora O Mai Piu」(イタリア)。2004年、Comedy Central局の「Trigger Happy TV show」のエピソード302のサウンドトラックで、ティーンエイジ・ファンクラブ&ジャド・フェアのアルバムWords of Wisdom and Hopeからの1曲「Crush On you」が使われた。 アルバムカバー制作(ハーフジャパニーズの多くのアルバム、ソロアルバムのカバーを手がけている)はジャドの才能をビジュアルアーティストとしての第2のキャリアへ導いた。シンプルで楽しげなドローイング、入り組んで複雑なペーパーカッティングは、日本を含みアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアのギャラリーで展示されている。2006年にMapから出版された「Blue Skies and Monsters」を含む16冊の画集はイギリス、ドイツ、フランス、スイス、オランダ、アメリカ、日本で出版された。 ジャドはコマーシャルアートも手がけており、ペーパーカッティングの一点はNikeの「running in the year 2020」ポスターに使用された。また、テキサス州オースティンのナチュラル・クラッカー社Dr. Krackerのフラットブレッドのアニメーションビデオを制作した。 2011 年、新しいプロジェクトが始まろうとしています。ジャドとデヴィッドの兄弟でアニメ番組の制作に取り組み始めました。コメディ作家にポール・ベリーニ、アーティストにチィモシー・ウィンクラー、ToonBox Entertainmentのトム・チャプマン。この新規プロジェクトではジャドとデヴィッドが声優、音楽、及びアートディレクションを行う予定です。 ※全文提供: hiromart gallery tokyo 会期: 2011年3月4日(金)-2011年4月10日(日) |
最終更新 2011年 3月 04日 |