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濱野裕理:束の間の夢
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 29日

画像提供:ギャラリーモーニング|Copyright © Yuri Hamano

叶わぬ夢だと気づいたときに
今までの作品で、幼い頃の記憶や、夢で見たような、曖昧だけれども、でも心に焼き付いて離れない情景を描いてきましたが、今回はそういった幼い頃の心地よい記憶や夢見心地から、ふと現実に引き戻される瞬間に視点をおいています。
幼いころ夢みて憧れたおとぎ話が、大人になるにつれて叶わぬ夢だと気がついたときのやるせなさや、立派に見える砂のお城は、実際には住むことはできないし、風雨で呆気なく壊れてしまう…といった意味で絵のモチーフ選びをしました。
束の間の夢から醒めたような感覚です。

-濱野裕理

時にメランコリックな空気をはらんで
卒業三年目、3度目の個展
アクリル絵画作品

彼女の作品に描かれた場面はいつもどこか不安気で、不穏で、ときにはメランコリックな空気をはらんでいて、気持ちのどこかを小さくノックしてきます。

今回は「束の間の夢」をテーマに、パネル上につくりだした独特の下地とその質感から得るインスピレーションをもとにアクリル絵具(作品によっては紙のコラージュ+アクリル)で制作した作品約10点を展示いたします。

※全文提供: ギャラリーモーニング


会期: 2011年2月1日(火)-2011年2月13日(日)
会場: ギャラリーモーニング

最終更新 2011年 2月 01日
 

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