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堀尾寛太 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 27日

画像提供:20202(ツーオーツーオーツー)
Copyright © Kanta Horio

日常的な物質に電磁石やモーターなどを組み合わせた自作デバイスによって不可思議な世界をつくりだすアーティスト、堀尾寛太の新作個展。

堀尾寛太は1978年広島生まれのアーティスト。ハッカーズスペース4nchor5 la6(アンカーズラボ)に所属し、フリーランスとして展示・プロトタイプのデバイス製作を行うほか、様々なアーティストと コラボレーションした展示・ライブ活動を精力的に行っています。即興のパフォーマンスにも定評があり、これまでにバルセロナの「Sonar」、「Some Cats From Japan」北米ツアー、東京芸術見本市2005、ヨコハマ国際映像祭(停電EXPO)など国内外を問わず招聘されてきました。また2009年にはアーツ千代田3331で行われたensembles09「休符だらけの音楽装置」、2010年には水戸芸術館の「アンサンブルズ2010ー共振」、NTTインターコミュニケーションセンターで行われている「みえないちから」などのグループ展に参加し、注目を集めています。

堀尾が作品の素材として選ぶのは、ゴムホース、蚊取り線香の空き缶、ゼムクリップなど、私たちの身近にある日常の素材。もの言わぬそれらの物体を組み合わせ、電磁石や電子回路によって動きとサウンドを創りだして行きます。日常用品として見過ごされている道具達の素材の妙を紡ぎ取り、命を与えていく様はまるで錬金術のように魅惑的です。

本展では、これまでの展覧会の残余物とシンプルな仕組みを組み合わせて、動きと光をつくりだす作品を展示します。

展示開催中にはイベントを開催します。2011年1月29日(土)には展示物にリアルタイムで作品を付け加えるソロライブを。2011年2月14日(月)にはアーティストの梅田哲也、クワクボリョウタと共に、電子工作を通して作品の妙を読み解くトークイベント「電子工作こだわりポイント比較会」を行います。こちらもぜひ合わせてご覧ください。

展示開催中にはイベントを開催します。2011年1月29日(土)には展示物にリアルタイムで作品を付け加えるソロライブを。2011年2月14日(月)にはアーティストの梅田哲也、クワクボリョウタと共に、電子工作を通して作品の妙を読み解くトークイベント「電子工作こだわりポイント比較会」を行います。こちらもぜひ合わせてご覧ください。

関連イベント
・ソロライブイベント
2011年1月29日(土) 19:00 open 19:30 start
1000円(1ドリンク付)、出演:堀尾寛太

・トークイベント「電子工作こだわりポイント比較会」
2011年2月14日(月) 19:00、open 19:30 start 1000円
出演:堀尾寛太、梅田哲也、クワクボリョウタ

堀尾寛太 HORIO Kanta
http://kanta.but.jp/
1978年広島生まれ。アーティスト。九州芸術工科大学大学院音響設計系修了。電磁石やモーター、マイクロフォンやジャンクなどを組み合わせた自作デバイスによる演奏やインスタレーションを各地で行うほか、展示・プロトタイプのデバイス制作などの活動を展開している。

■パフォーマンス
2005年 東京芸術見本市2005(東京・丸ビルホール)
2006年 Sonar 2006(バルセロナ・Museu d’Art Contemporani de Barcelona)
2007年 Some Cats From Japan北米ツアー(ニューヨーク・The Kitchenなど)
2008年 Open End(東京・NTTインターコミュニケーションセンター)
2009年 ヨコハマ国際映像祭 停電EXPO()(横浜市・新港ピア)
2010年 音遊びの会(東京・Arts Chiyoda 3331)
2010年 sun and escape again(毛利悠子+梅田哲也+堀尾寛太)(東京・Uplink Factory)
2010年 オールナイト解体(梅田哲也+堀尾寛太)(大阪・AD&A Gallery)

■エキシビジョン
2005年 Sun and Escape(大阪市・大阪築港赤レンガ倉庫)
2007年 青葉縁日2(仙台・せんだいメディアテーク)
2009年 Spark Festival(ミネアポリス・University of Minnesota)
2009年 ensembles09 「休符だらけの音楽装置」 (大友良英+伊東篤宏+梅田哲也+Sachiko M+堀尾寛太+毛利悠子+山川冬樹), アーツ千代田3331, 東京
2009年 5V&100V, アートスペース・テトラ, 福岡市
2009年 spontaneous phenomenon (Paul Granjon + 堀尾寛太), AD&A gallery, 大阪市
2010年 Dancing Machines(リール・Gare Saint Sauveur)
2010年 EXIT fesival(クレテイユ・Maison des Arts Creteil)
2010年 大友良英「アンサンブルズ2010ー共振」(水戸・水戸芸術館)
2010年 みえないちから(東京・NTTインターコミュニケーションセンター)

※全文提供: 20202(ツーオーツーオーツー)


会期: 2011年1月27日(木)-2011年3月5日(土)
会場: 20202(ツーオーツーオーツー)
入場料: 1ドリンクオーダー(300円~)

最終更新 2011年 1月 27日
 

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