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スーザン・ピーチ:playing your f(l)avour
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 12日

Susan Pietzsch 2010|画像提供:studio J

旧東ドイツ出身のスーザン・ピーチは、旧西ドイツにいた叔父から送ってくるお菓子のパッケージの美しさに目を見張る少女でした。のちに金工を学び、ハイリゲンダム応用科学専門学校を卒業し、アクセサリーやオブジェの制作、インスタレーションを行っています。

ジュエリー(装身具)の歴史は、魔除けから始まり、時を経るにつれ富や権力の象徴にもなってきましたが、スーザンはそのような従来の価値ではなく、砂糖やお菓子など口にすることができるもの、また朽ちていくものを素材に選びジュエリーに新たな価値観を与えています。

今回studio Jでの3度目の個展は、壁面に模擬コーヒーショップを設置します。アクセサリーとしての作品は、チョコレートに含まれるカカオの含有率を記した、チョコに似せた陶器製ブローチやボタンブローチ、砂糖菓子を寄せ集めたビーズボールのブローチ、チョコレートビーズで作った食べられる指輪などユニークなアイデアのものを紹介します。

また、1月18日には伊丹ジュエリーカレッジでの公開レクチャーが行われます。
申し込み・問い合わせ: 伊丹市立工芸センター 072-772-5557 http://mac-itami.com/

同時期、中津にあるPANTALOONでは、スーザン及び、スーザンの運営する芸術集団、Schmuch2 e.v.(シュムック2協会)のメンバーとのグループショーを開催します。
●PANTALOON
a project by SCHMUCH2 e.v.「A POSSIBLE DIMENSION」
1月15日(土)~3月13日(日)大阪市北区中津3-17-14
http://www.pantaloon.org/

レセプション
PANTALOONにおけるグループショーとの合同レセプションとして 1月15日(土)午後6時からPANTALOONにて行います(studio Jでの個展は19日からです)。

※全文提供: studio J


会期: 2011年1月19日(水)-2011年2月26日(土)
会場: studio J

最終更新 2011年 1月 19日
 

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