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フジイ フランソワ 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 09日

《九十九髪》2010年
鉛筆・エンジンオイル・ルイボスティー・胡粉・膠・アクリル・和紙等
Copyright © Fujii Furansowa
画像提供:O Gallery eyes

「天地自然一切のものが有り難い。そしてうまく関わりあえるように存在の尊重をあらわしていけたら…」と語るフジイフランソワ。

琳派を思わせるような画風と構図の中に、ユニークなキャラクターが登場する作品を描くフジイですが、日本画に使用する胡粉や膠、ルイボスティー等を使用し、画面に古びの効果を与えながら、大和絵等に内在する空間への試みと叙情性を誘発させる独特の世界を描いてきました。

本展では、雀やなまこに大きな鈴をつけた作品《愛玩シリーズ》や、小鼓や茶器、小動物が戯れる様子を描かれた作品「九十九髪」等、モチーフとなる動植物や古物等も含め、万物として存在するものの間に隔たりのない関係性を求め描いた作品を中心に発表致します。

フジイ フランソワ
1962年、静岡県生まれ。1993年にハートフィールドギャラリー(名古屋)にて初個展を開催。2000年にVOCA展2000(上野の森美術館・東京)にて“奨励賞”を受賞。以降、水戸芸術館現代美術センター(茨城)、豊田市美術館(愛知)、新宿高島屋(東京)、JR名古屋高島屋(愛知)、大阪高島屋(大阪)等で個展を開催。[Oギャラリーeyes(大阪)では、2006年、2008年に個展を開催]他、グループ展等多数出品。

※全文提供: Oギャラリーeyes


会期: 2011年1月10日(月)-2011年1月22日(土)
会場: Oギャラリーeyes

最終更新 2011年 1月 10日
 

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