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GOOD NIGHT MIHOKANNO
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 27日

画像提供:アキバタマビ21

MIHOKANNOは2006年頃に、榎倉冴香、大城絢、COBRA、 千葉正也 、万代洋輔、 福永大介 、松原壮志朗、山本修路、 清田亮平の9名で結成された作家グループです。 個人での活動も注目を集めていますが、グループとしてもこれまでに5回の企画展を開催し、アートブックを刊行するなど、さまざまな面をみせるひとつの人格のように活動を重ねています。

アキバタマビ21第6回展覧会「GOOD NIGHT MIHOKANNO」は、メンバーの中から、榎倉冴香、大城絢、COBRA、松原壮志朗、山本修路の5名が出品します。

展覧会タイトルはGOODNIGHT MIHOKANNOです。眠りたいです。
夜です。眠りに落ちる前のほんの短いひと時のことです。それともあなたがあなたより先にあなたのベッドの隣でこれから寝ようとしている、あなたの家族か友人か恋人に『おやすみ』と声をかけるその時のことです。そのあと眠りの中で見る夢です。うれしい夢です。もしくは起きた時に泣いているような悲しい夢です。それとも恐い夢でしょうか?逃げる夢です。落ちる夢です。闘う夢です。殺す夢です。殺される夢です。飛ぶ夢です。おしっこがしたい夢です。セックスする夢です。それ以外のもっとずっと複雑で全く意味の解らないたくさんの忘れてしまった夢です。
いつの日か僕たちはそのなかでお会いすることができるでしょうか?

出品作家
MIHOKANNNO/榎倉冴香、大城絢、COBRA、松原壮志朗、山本修路
MIHOKANNO URL: http://www.geocities.jp/mihokanno1980/

※全文提供: アキバタマビ21


会期: 2011年1月15日(土)-2011年2月13日(日)
会場: アキバタマビ21
オープニングパーティー: 2011年1月15日(土)17:00 -

最終更新 2011年 1月 15日
 

編集部ノート    執筆:田中みずき


画像提供:アキバタマビ21

    グループ展と言えども、手法もモチーフもバラバラな6名による展覧会。錆びのような風情や鏡を使った家具のような立体や、アニメのような画風の性的な画風や内省的だったりするモチーフの絵画、映像など総ての作品を観ていくと、いつの間にか誰かの部屋に忍び込んでいた気持ちになる。WEB上の挨拶文に「眠りに落ちる前のほんの短いひと時のこと」と書いてあるように、極個人的な世界に見えてくる。
    作家個人個人に共通するものが無いのに、集ると同じ世界を創り出しているのが面白い。ゆるく、ささやかに自分の世界を持ち続ける若い世代の作家の姿がうかがえる展示。


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