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現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 12月 27日

VOCA 展2011 VOCA 賞  中山玲佳《或る惑星》
アクリル、カンバス|130.0×388.0×3.0cm
画像提供:「VOCA展」実行委員会

今回で18 回目となる【VOCA(ヴォーカ)展2011 -新しい平面の作家たち-」の受賞作品展覧会。

「VOCA展」について
40歳以下の平面の作家を対象とするこのVOCA(ヴォーカ)展は、平面美術の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994 年より毎年早春に上野の森美術館で開催されており、18年目の今回で合計617 点(人)の出品を数えました。過去の出品作家には、福田美蘭(1994VOCA 賞受賞)や、やなぎみわ(1999 年 VOCA 賞受賞)、村上隆(1994 年、2000 年)や会田誠(1999年)、蜷川実花(2006 年 大原美術館賞受賞)も含まれ、前回の「VOCA展2010」では三宅砂織が受賞。若手作家の登竜門としても知名度を高めております。

数ある展覧会の中でユニークなのは、出品作家の選考方法です。まずは、実行委員会が日頃から親身で公平な立場から作家たちと接触している全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の若い作家1名を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。

こうしたシステムのため、東京だけでなく全国で活躍する作家たちにスポットがあたることが同展覧会の特徴のひとつになっています。

※全文提供:「VOCA展」実行委員会


会期: 2011年3月14日(月)-2011年3月30日(水)(17日間/会期中無休)
会場: 上野の森美術館

最終更新 2011年 3月 14日
 

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