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パラモデル:パラレルプラン
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 27日

画像提供:金沢美術工芸大学アートギャラリー

西宮市大谷記念美術館で大規模な個展を開催し話題を集めたアーティスト・デュオ、パラモデルの展覧会。

パラモデルは、京都市立芸術大学出身の林泰彦と中野裕介によって結成されたアーティスト・デュオです。

彼らの代表的な作品である玩具のプラレール、塩ビ管、スチロールなどの素材を駆使し、空間にジオラマのように広がる圧倒的なインスタレーションには、果てしないエネルギーに生成していく現代文明の有様が投影されているともみえるでしょう。これらは子どもの無邪気な遊びを想起させながらも、美術における造形性の問題や、人と人や、モノと人の連関など社会学的な視点から、私たちの世界の抱えるさまざまな矛盾や問題を暗示するようです。

インスタレーションばかりではなく、絵画、オブジェ、写真、アニメーションなど多様なメディアを表現手段としながら、縦横に展開するパラモデルの世界をお楽しみ下さい。

※全文提供: 金沢美術工芸大学アートギャラリー


会期: 2010年12月18日(土)-2011年3月20日(日) ※冬季休館:12月31日-1月2日
会場: 金沢美術工芸大学アートギャラリー

最終更新 2010年 12月 18日
 

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