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女子美スタイル☆最前線 JOSHIBI Degree Show 2010
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 12月 24日

画像提供:女子美術大学

女子美スタイル☆最前線とは 女子美のすべての学科・専攻・コースの卒業(修了)制作作品の中から、キュレーターチームが選出した作品をBankART Studio NYKの1階から3階までを使って展示する大規模な展覧会です。

卒業制作は通常、学科・専攻ごとの指導教員によって優秀作品が選出され、「卒業制作賞」などの賞が決定しますが、「女子美スタイル☆最前線」では学科を越えた教員のキュレーターチームが、専門の教員とは別の視点から作品を選出して展示します。

さらにそれらの作品が、ゲスト審査員によって審査され、選出された作品には「Rainbow Award」という賞が贈られます。ゲスト審査員となるのは美術・デザイン界の第一線で活躍するギャラリストやクリエーターたちです。

キュレーターチーム
飯村和道(芸術学部 デザイン・工芸学科 環境デザイン専攻教授)
伊勢克也(短期大学部 造形学科教授)
奥村靭正(芸術学部 デザイン・工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻教授)
杉田敦(芸術学部 美術学科 芸術表象専攻教授)
曽我部昌史(建築家/神奈川大学工学部教授)
原田松野(芸術学部 アート・デザイン表現学科 ファッション造形学科教授)
廣田尚子(芸術学部 デザイン・工芸学科 プロダクトデザイン専攻教授)
村田朋泰(芸術学部 デザイン・工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻准教授)
杢谷吉也(短期大学部 造形学科准教授)
渡邊三奈子(芸術学部 デザイン・工芸学科 工芸専攻教授)

オープニングパーティ 2011年2月11日(金)
□オープニングイベント
佐野ぬい学長によるライブペインティング。オープニングパーティのメインイベントとして、佐野ぬい先生のライブペインティングを行います!佐野先生のアトリエをイメージしたステージで、普段制作している雰囲気をそのままに、ドローイングをしていただきます。生演奏の音楽を聞きながら佐野先生のリアルなペインティングを肌で感じてください!

□JOSHIBI rainbow award受賞式
7名の審査員が7名の学生の作品を選ぶ「JOSHIBI rainbow award」と題した賞の授与がおこなわれます。審査員は下記の方々です。

審査員
○葛西薫氏(アートディレクター)
1949年札幌生まれ。文華印刷(株)、大谷デザイン研究所を経て、1973年(株)サン・アド入社。サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋の長期にわたる広告制作をはじめ、CI、サイン計画から装丁、映画演劇の宣伝美術まで幅広く活動。著書に「葛西薫の仕事と周辺」(六耀社)、「世界のグラフィックデザイン35・葛西薫」(トランスアート)、「図録 葛西薫1968」(ADP)など。東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞など受賞。

○小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー/ 明治大学国際日本学部特任准教授)
1963年東京生まれ。東京芸術大学芸術学科卒業。西村画廊、白石コンテンポラリーアート勤務。1996年に小山登美夫ギャラリーをオープン。奈良美智、村上隆を始めとする同世代の日本アーティストの展覧会を多数開催するとともに、同世代の国外アーティスト、トム・フリードマンやトム・サックスなどを日本に紹介する。国内外合わせ、40名以上の多彩な作家を取り扱う。2008年4月より、明治大学国際日本学部特任准教授。
著書に『現代アートビジネス』(アスキー新書、2008年刊)、『その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる』(講談社、2008年刊)『小山登美夫の何もしないプロデュース術』(東洋経済新報社、2009年)。

○曽我部昌史氏(建築家/神奈川大学工学部教授)
みかんぐみ共同主宰
1962 福岡県大牟田市生まれ
1988東京工業大学大学院修士課程修了
1988~1994年伊東豊雄建築設計事務所
1994~1995年東京工業大学建築学科助手
1995年みかんぐみ共同設立
2001~2006年 東京芸術大学先端芸術表現科助教授 2006年~ 神奈川大学工学部建築学科教授
最近の主な作品: 「2005年日本国際博覧会トヨタグループ館」(2005)「ハンガートンネル」(2005)「曽我部邸」(2006)「もくもくもく」(2007)「京急高架下文化芸術スタジオ」(2008)「横浜開港150周年記念イベントパビリオン」(2009)など

○佐野ぬい(洋画家/本学学長)
1932年生まれ
1955年 女子美術大学卒業
1955年 女流画家協会展T婦人賞受賞
1965年、1966年、1968年 新制作展作家賞受賞
1969年 女流画家協会日航賞受賞
1972年 女流画家協会展協会賞・H婦人賞受賞
1972年、1973年 新鋭選抜展優賞受賞
1986年 文化庁優秀作品買上げ、紺綬褒章受賞
1991年 ロンドン・ジャパン・フェスティバル“A New Wave”展招待出品
1995年 画集「青の構図」刊行
1994年 青森県褒賞文化功労者となる
2001年 青森県文化賞受賞
2003年 第26回損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞

○杉田敦(美術批評家/本学芸術学部教授)
1957年生まれ。美術批評。女子美術大学芸術学部 美術学科芸術表象専攻教授。現代美術と哲学、科学、メディアの関係について論じる。オルタナティヴ・スペース art & river bankの運営も行っている。国際美術評論家連盟会員。著書に『メカノ 美学の機会, 科学の機会』(青弓社, 1991年)、『ノード 反電子主義の美学』(青弓社, 1994年)、『リヒター, グールド, ベルンハルト』(みすず書房, 1998年)、『ナノ・ソート――現代美学で考察するということ』(彩流社, 2008年)、編著に『アートで生きる』(美術出版社, 2010年)がある。このほか、文化紀行として『白い街へ—リスボン、路の果てるところ』(彩流社, 2002年)、『アソーレス, 孤独の群島 ポルトガル最果てへの旅』(彩流社, 2005年)がある。

※全文提供: 女子美術大学


会期: 2011年2月11日(金)-2011年2月14日(月)
会場: BankART Studio NYK

最終更新 2011年 2月 11日
 

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