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ゴミとITとわたし
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 02日

淀川テクニック《メンチヌ》2010年|ミクストメディア|全長約5m
画像提供:YUKARI ART CONTEMPORARY
Copyright © Yodogawa-Technique

3周年記念企画第2弾、淀川テクニック、施井泰平、いしかわかずはる による展覧会。

ギャラリーオープン前年の夏(2006年8月)、今展の出品アーティスト3組による展覧会「SCOUTED!」※が開催されました。同展覧会はおかげさまでご好評を頂き弊画廊ディレクター・みつまゆかりがユカリアート・コンテンポラリーをオープンするきっかけのひとつとなりました。

あれから4年。作家達の進歩にはめまぐるしいものがあります。

淀川テクニック(柴田英昭・松永和也)は大阪・淀川を拠点に落ちているゴミや漂流物を使って作品を制作するアートユニットです。全国各地の美術館での展覧会やアートイベントへの参加のみならず、ドイツ、インドネシア等海外での展覧会にも数多く招聘頂くようになりました。また昨年は大阪の権威ある芸術賞「咲くやこの花賞」を受賞致しました。

施井泰平は「インターネット時代のアート」をテーマにユニークな活動を続けています。現在、自由律と現存する最新のインターネットシステムを融合した「天下泰平プロジェクトver.2」など複数のウェブプロジェクトの立ち上げを控えています。また現在はストックホルムのギャラリーでも作品を展示中です。

いしかわかずはるは「糸で描く線の作家」です。日常の何気ない場面をシンプルな線で捉え、キャンバス、ガラス、外壁など様々な媒体の上に糸を用いて表現します。トヨタ自動車の企業広告のための作品制作や谷川俊太郎氏らのコンサートチラシへの作品の起用、アートプロジェクト「KOTOBUKI クリエイティブアクション」の一環として横浜・寿町のホステル内壁面に作品を制作するなど活動の幅を広げています。また昨年は「広島市現代美術館 ゲンビどこでも企画公募」展で審査員特別賞(アンガールズ賞)を受賞致しました。

今展では個性とオリジナリティにあふれる3組のアーティストが「今、見せたいもの!」を自由気ままに展示致します。成長著しい「4年後の彼ら」を是非目撃しにいらしてください。

※全文提供: YUKARI ART CONTEMPORARY


会期: 2011年1月8日(土)-2011年2月5日(土)

最終更新 2011年 1月 08日
 

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