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村上友重:それらすべてを光の粒子と仮定してみる
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 30日

画像提供:CASHI|Copyright © Tomoe Murakami

村上友重は水と光を一貫したテーマとし、地球上の美しい空気感を称えた風景が印象的な写真作品を中心に国内外で精力的に活動を続けている若手写真作家です。今展は、今年の「The Art of Photograpy Show 2010」にて最優秀賞である「1st Place Award」を受賞した村上の新たな歩みの一歩となる場所として、全て新作にて構成いたします。

村上は星や海、雲や海など、自然風景の中に見る圧倒的な美しさ、そしてその空間を包む、時に清澄で、時に重く湿気を帯びた空気を否応なく感じさせる作品を撮り続けています。優しく濃密で、どこか懐かしさを感じさせるその世界は、精神世界の奥底と柔らかく癒着し、観るものを自らの記憶の奥底へゆっくりと引き込んでくれるかのようです。それらが纏う静かで濃い酸素のなかで、我々はどうしようもなく、憧れにも似たパーソナルな風景を見つけてしまうのです。

本展では暗い夜空に凛々しく飛び立つ光を撮影した新作をメインに、村上のライフワークとも言える海、山を撮影したシリーズ、スナップ等全て新作にて構成致します。

※全文提供: CASHI


会期: 2010年10月30日(金)-2010年11月25日(木)

最終更新 2010年 10月 29日
 

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