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衣川泰典:束の間の私達
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 10月 05日

《みえないものにふれてみる#15(昼下がり)》2010年 | 2150×4050mm|紙に印刷物、アクリル、ラッカースプレー、顔料、メディウム、ジェッソ、他 | 画像提供:gallery neutron|Copyright © Yasunori Kinukawa

日々のコラージュの蓄積と、そこから再構築するドローイング、それらの集積として平面作品を展開し、パノラマティックな横画面の大作と、細かな仕事が活きる小作などで評価の高い作家が二度目の東京個展に挑む。

7月の中京大学Cスクエアでの林勇気(映像)との二人展、同じくneutron kyotoでの個展を経て、更に画面の奥行きは厚みを増し、現実と並行して存在する白昼夢のような光景はいつしか私達とも等距離に存在する。

世界とはこのように誰かの目によって・手によって自在に構築されるものだとすれば・・・??

作家略歴
1978 京都生まれ
2002 京都精華大学芸術学部造形学科版画分野 卒業
2004 京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻版画分野 修了

【個展】
2002 「a floating sight」(PRINZ / 京都)
2003 「transparent space」(ノマルエディション / 大阪)
2004 「間にうかびあがるもの」(ギャラリーマロニエ / 京都)
2006 「ヨゾラノニジ」(gallery neutron / 京都)
2008 「ふれて / みる」(gallery neutron / 京都)
2008 「I touch as seeing」(ギャラリーAO / 神戸)
2009 「未知なものと既知なもの」(neutron tokyo / 東京)
2010 「視点のコレクション」(名芳洞blanc / 愛知)
2010 「みえないものにふれてみる」(neutron kyoto / 京都)

【その他の活動】
2007 ワークショップ「影にふれてみる」(GALLERY RAKU / 京都)
2008~ フリーペーパー“ ipp ”(image print project) に参加、不定期刊行
2009 ワークショップ「つかの間のわたし」(京都市美術館 / 京都)

【受賞】
2001 「あおもり版画トリエンナーレ」・青森放送賞
2002 「全国大学版画展」・買上賞

【パブリックコレクション】
青森市民美術展示館、 町田市立国際版画美術館、 京都精華大学

全文提供: Gallery neutron


会期: 2010年10月6日(水)-2010年10月24日(日)
レセプション: 10月6日(水)18:00~

最終更新 2010年 10月 06日
 

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