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長谷川有里 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 01日

画像提供:バンビナートギャラリー|Copyright © Yuri Hasegawa

1978年三重県に生まれた長谷川は、東京藝術大学を卒業後、ニューヨークフィルムアカデミーLA校8week filmmaking workshopに参加するなど表現技法の幅を広げています。近年のモチーフは「雲」が中心となっており、わたしたち同様に、同じでいることができない雲のある景色を切り取り、形として残しています。

空を見上げれば、誰に伝えるでもなく刻一刻と変化し漂う雲。儚く、二度と同じ形を見ることは出来ません。
わたしたちも同じでいる事はできず、日々変化し、ゼロへと向かっています。
雲を見上げるとき、この世界を象徴するかのようなその存在に、わたしは思いを巡らせます。
どこの空にも同じようにある雲。その下で繰り広げられるそれぞれの世界。戦争に駆り出される兵士たち、サイクリングを楽しむ人々、働く人、踊る人、悩む人…。 雲と、その下の世界。同じでいることができない、二つの組み合わせを切り取り形に残したいと思っています。

―長谷川有里

本展では、新作を中心に、コミッションワークを含めインスタレーションいたします。

長谷川 有里
1978 三重県生まれ
2002 東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
2005 ニューヨークフィルムアカデミーLA校 8week filmmaking workshop 卒業

個展
2009 「Chasing Simulacrum」 No.12 gallery、東京、「Fresh2009 長谷川有里展」 伊勢現代美術館、三重、「ANA MEETS ART」 羽田空港ラウンジ、東京

グループ展
2010 「ART OSAKA」 堂島ホテル、大阪
2009 「Asian Students and Young Artists Art Festival」 韓国、「Tokyo Contemporary Art Fair」 東京美術倶楽部、東京
2007 「トーキョーワンダーシード2007」 トーキョーワンダーサイト渋谷、東京
2006 「Power In Numbers」 gallery Nucleus Alhambra、カリフォルニア(USA)
2002 「旅譚展」 東京藝術大学陳列館、東京、「卒業制作展」 東京藝術大学、東京
2000 「ASPECT展」 東京藝術大学学生会館、東京、北千住路上アート展「結」00’ 東京、「Encounter展」 東京藝術大学建築科内FMスペース、東京、「Message From Body展」 Pepper’s Gallery、東京
1999 北千住路上アート展「結」99’ 東京、「現代美術小品展」 Key Gallery、東京、「棚画廊」 東京
1998 「創作展」 東京藝術大学取手校地、茨城

主な受賞
2007 トーキョーワンダーシード2007 入選
2002 第54回 三重県展洋画部門 佳作受賞

※全文提供: バンビナートギャラリー


会期: 2010年10月23日(土)-2010年11月13日(土)

最終更新 2010年 10月 23日
 

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