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ミクロとマクロ
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 9月 16日

展示風景より|撮影:大西暢夫
画像提供:ボーダレスアートミュージアムNO-MA

この展覧会では人が表現するカタチの、大きな二つの座標に焦点をあてます。
一つはミクロMicros。人の感覚の中に在る、内部へと向かう蠢くような極小世界です。
一つはマクロMacros。同じく人の感覚に在る、つかみどころの無い巨大に向かう果てのない世界です。

二つは相反しているようにとらえられてしまいますが、本展では、ミクロとマクロは同じ線上でつながっている、という感覚をダイナミックに体感していただく試みです。
ミクロはマクロに向かい、マクロはミクロに向かう。

この展覧会では、アウトサイダーとかインサイダーであることを超え、理屈ではない感覚の世界を表現することにおいては、両者はまったく同等であることを感じていただく展示を標榜しています。

出展作家
孫 雅由 Son Ah-yoo(1949年在日韓国人として大阪に生まれる〜2002年没)
上田志保 Ueda Shiho (1971年生まれ 岩手県在住 造形集団風))
平町 公 Hiramachi Isao (1959年生まれ 横浜市在住)
富塚純光 Tomizuka Yoshimitsu (1958年生まれ 兵庫県在住 武庫川すずかけ作業所)
鎌江一美 Kamae Kazumi (1966年生まれ 滋賀県在住 やまなみ工房)
ムラギしマナヴ Muragishi Manavu (1971年生まれ 京都府在住)
吉田格也 Yoshida Kakuya (1975年生まれ 兵庫県在住)

※全文提供: ボーダレスアートミュージアムNO-MA


会期: 2010年9月10日(木)-2010年11月28日(土)

最終更新 2010年 9月 10日
 

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