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与勇輝:昭和・メモリアル
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 8月 15日

《面映》作:与勇輝/撮影:武田正彦

日本が世界に誇る人形作家、与 勇輝(あたえゆうき)さん。与さんの手から生まれる人形たちの楚々とし たたたずまいや懐かしい表情は、観る人々に様々な言葉や思いを語りかけ、優しい空気で包み込みます。

国や世代を超えて多くの人々を魅了し続けている与 勇輝さんの5年ぶりとなる新作展を松屋銀座8階大催場(中央区銀座3-6-1)にて開催いたします。

今回の新作展のテーマは「昭和・メモリアル」。戦中・戦後の混沌期から、日本が復興していく中をリアル タイムに育った与さん。「いままでは、あのころを思い出すことに抵抗感がありました。でも最近になって素直 にあのころと向き合えるようになった。いま作らなければ時機を逸してしまうと思うのです。」と語ります。

惨めな状況の中でも健気に、逞しく生きた“昭和のあのころ”の子供たち。生きる力にあふれた新作60点 の子供たちに会いに来てください。

同時に与さんのライフワークでもある「郷愁の世界」の新作や代表作、50点もご覧いただきます。

与勇輝さんプロフィール
1937 年(昭和12)、神奈川県川崎市生まれ。自然体ですっくと立つその作品は「布の彫刻」と言われる。氏の 人形展は多くの人々の心を惹きつけ、前回展(2006 年)は全国23 会場で開催され、合計913,877 人を動員。 2008 年には「卓越した技能者(現代の名工)」として厚生労働大臣表彰を受ける。


会期: 2010年9月16日(木)-2010年10月4日(月)午前10時~午後8時
          初日16日は午後7時、最終日は午後5時閉場(入場は閉場の30分前まで)

最終更新 2010年 9月 11日
 

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