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electronic evening 電子音楽の夕べ
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 8月 14日

画像提供:涼音堂

初座
京都の古刹・法然院方丈にて、茶の湯を「空間の立ち上がり」ととらえ、電子音楽に映像と灯かりのインスタレーションとお茶席を取り合わせて、電子の夕涼み空間を出現させます。

御茶席『涼音の席』は『電子音楽の夕べ』の原点に戻り、ライヴを聴きながら夏の終わりをゆったり味わう一席。御菓子は京のあずき処 宝泉堂の若旦那である古田智史氏が、涼音堂の電子音楽の音と空間のイメージで自らオリジナル和菓子を制作します。また、茶の湯の重要な要素である香は京都松栄堂のインセンスショップであるリスンが演出を担当。

灯かりのインスタレーションは伝統的な行灯づくりの手法を生かした「灯道家」粟倉久達氏が担当。浄土庭園を「銀河鉄道の夜」の星空のごとき蛍のインスタレーションで彩ります。

電子音響で季節を奏でるいろのみ、鄙びの世界を響かせるCoupie、そして『tender grain』をリリースしたFiro、さらに京都を代表する電子音楽研究家PsysExこと糸魚健一+映像作家古館健とのユニットplan+eに琴奏者今西玲子を迎えた編成で登場。

音、香、茶、菓子、水、映像、灯ーーーー滝のような蝉時雨から夜の秋の虫達まで、時間とともに繊細に移り変わるさまざまな音たちとお茶の空間とのセッションを繰り広げ、21世紀の手法にて器と型なき茶の湯の精神性に迫ります。

後座
後座day2は北白川のギャラリー・レストラン・ホテル・BOOKSHOP等の複合施設prinzにて開催。rimaconaをゲストに、オトグラフ、ご存知エレクトロニカ・ファンクネスPsysExと、京都エレクトロニックシーンの要をなすアーティストが集結します。

いろのみの磯部優+Coupieのyukkiによるスペシャルユニットはじめ出演者によるセッションタイムもアリ?夏の終わりに心身共にどっぷりと浸る電子音楽の夕べ。浴衣割り引きもあります。

※全文提供: 涼音堂


会期会場:
   ■8月28日(土・初座)法然院方丈(京都市左京区鹿ヶ谷)
   http://www.honen-in.jp/SANPAI-J.html#A OPEN /start18:00-21:00 
   ■8/29(日・後座)prinz(京都市左京区北白川)
   http://www.prinz.jp/ OPEN /start17:00-22:00
ウェブサイト: http://www.ryoondo-tea.jp/event/event.html

最終更新 2010年 8月 28日
 

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