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石井隆浩:神木
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 7月 11日

《縁の側》|画像提供:遊工房アートスペース|© Takashiro Ishii

作家コメント
曖昧な概念・空間を把握する方法として分節し境界を作るという方法があります。それは彼方側にあったものを此方側へと引き寄せ、文化的な意味を付与し、世界を獲得する創造的なプロセスです。逆説的には、分節し境界を作った後の世界しか私たちには把握できない、とも言えるのでしょう。

しかし、分節する前の曖昧な概念・空間は言葉として把握できなくとも視覚等により知覚することは出来ます。未だ把握出来ない彼方側には何があるのか、私には何故かとても身近な世界があるような気がするのです。

※全文提供: 遊工房アートスペース


会期: 2010年7月8日(木)-2010年7月25日(日)

最終更新 2010年 7月 08日
 

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