泉洋平（1983年京都生まれ）のインスタレーションによる個展。

平面、立体、そしてインスタレーションの手法を用いて提示するのは日常に潜む視覚の罠。確かな油彩の技術を持ちながら平面に留まらず、意欲的に空間表現に取り組む新鋭が、二年ぶりに登場する。光あるところに影ができ、万物は常に形や大きさを変化させて見えるものの、本質的な存在は変わらない。美術として、体感する知的エンターテイメントとしてギャラリー空間に現れる「月」を眺めたし。

※全文提供：　gallery neutron

会期：　2010年8月3日（火）－～ 2010年8月15日（日）