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松浦春菜:あらゆる透明な幽霊の複合体
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 6月 16日

《対人アレルギー》2009年|石膏像に油彩|45×45×75cm
画像提供:マキイマサルファインアーツ|Copyright © Haruna Matsuura

コスタリカ大学で版画を学び、現在、東京藝術大学絵画科在籍中の松浦春菜の個展。日常界とは別なる世界の存在が、描き込まれた画面から立ち上る。有機的なるもの、謎、乱調に宿る美。

人間は言葉によって思考し、世界を構築する。
だが時に言葉だけが先行し、実態のわからないものに名前を与え、その不安と畏怖から逃れたような気になる。

本当は知っているはずのもののもうひとつの姿、完璧なはずの調和にすでに潜んでいる乱調、すべて理解したつもりでやり過ごして。

こうして人は自ら見えているものを見えない様にして、仕舞には本当の盲目になってゆくのだ。

それは人間が神々と精霊を退散させ、魔法が使えなくなった悲劇の過程に似ている。
松浦春菜

松浦 春菜 Haruna MATSUURA
【経歴】
1982 神奈川県生まれ
2006 コスタリカ国立コスタリカ大学美術学部版画科入学
2009 東京藝術大学絵画科油画専攻入学、現在同学科在籍

【個展】
2008 「El tropico visto desde oriente」 Teatro Salamandra (カリ・コロンビア)
2008 El centro cultural japones (カリ・コロンビア)

【グループ展】
2009 「取手ART PATH 2009」 東京藝術大学 取手校地
2010 「ストリート!2010展」 JR上野駅構内ステーションギャラリー

※全文提供: マキイマサルファインアーツ


会期: 2010年6月18日-2010年6月29日

最終更新 2010年 6月 18日
 

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