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EKKO:Cellar Dweller
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 6月 14日

《バケツ》2010年 oil on canvas|333 x 242mm
画像提供:EKKO ART|© Etsuko Shirakawa

EKKO(白川悦子 / Etsuko Shirakawa)
1982年東京生まれ。美術大学で油画と版画を学び、現在も東京を拠点に活動しています。

「私たちは、内なる目と外なる目を開き、磨きをかけてゆくことで、意識を拡大します。神々の普遍的なメッセージを受け取るためです。個人の意識を広げるための方法は、どんなものであっても、結果として人類の生存に貢献するでしょう。というのは、神々のメッセージ(それは世界共通の普遍的な言語で語られています)に触れれば、世界のあちこちで起こっている宗教戦争に終焉をもたらすことができると思うからです。」
LSD発明者 アルバート・ホフマン博士

作家ステイトメント
私の作品は古くから伝わる民話や寓話、それを元にしたファンタジー小説、ゲーム、映画、日本の漫画などから影響を受けています。それらの「自然界の不思議」と「創造の神秘」を内包した世界観に私は魅了されるからです。内なる目と外なる目を開き、意識を拡大するためには、童心に戻る、もしくは内在する子供を呼び覚ます事が必要です。私の作品はそのための装置になれればと思います。オオカミの女の子、武装した赤ん坊、崩れたレンガの建物、ほくそ笑む太陽、佇む手のひらなどのモチーフは、私が幼い頃親しんだキャラクター、ゲームや現実社会の出来事、未来への展望を表しています。それらは私の中の現実であり、私が見た白昼夢でもあります。ファンタジーの世界は冒険心を呼び覚まし生き生きとしてとても魅力的ですが一方であっという間に消えてしまうとても儚い世界です。私は現実の世界にもそれを感じ、その両極端な力に奮い立たされ制作しています。

展示経歴
2010 グループ展 "ChocolatーDel Toro 府中"/ LOOP HOLE
2009 個展 "瓦礫の山、乾いた街" / 六本木ヒルズアート&デザインストア スペース A + D
2009 個展 "mexikko" / galeria de muerte
2008 3人展 "gilrs vol.1" / galeria de muerte
2008 グループ展 "コバルトブルーを追いかけて" / ZENSHI
2008 3人展 "woodcut 姉妹" / 文房堂 ギャラリー
2008 グループ展 "bizarre bazaar"/ galeria de muerte
2006 3人展 "open the door" / ギャラリー ES

パブリッシュ
mexikko (A5 / 32 page full color) published by galeria de muerte 2009
かおかたち (A5 / 44 page) colaboration with Sayako MIZUTA / self released 2009

※全文提供: EKKO ART


会期: 2010年6月19日-2010年8月1日

最終更新 2010年 6月 19日
 

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