| EN |

ただひとつの MONO展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 6月 13日

画像提供:ワイアートギャラリー

木版画、銅版画、シルクスクリーンをてがける作家たちが、版画の複数性を無視して各自が追求する分野の版を介して、ただ1点だけの「モノタイプ、モノプリント」を制作し、それのみを展示するという珍しい展覧会を行います。 

版の一部をそのまま切り取り、それをコラージュのようにして摺ってみるなど、ただ一つの各作品には作家のもろもろの試みがなされ、個性が凝縮され、魅力を放っています。

1954年生まれの山中 現は、この2月に福島県立美術館で開催された大展覧会より、抽象的な構図に透明感のある色彩が輝く、モノタイプの秀作を4点このたび出展します。

山中 現 (Gen Yamanaka)
1954年福島県生まれ
1980年東京芸術大学大学院美術研究科版画専攻修了
2010年2月-3月 山中現 夢の領域(福島県立美術館)
他  個展、パブリックコレクション多数

藤田 夢香 (Yumeka Fujita)
1976年東京都生まれ
1996年よりシルクスクリーンを始める
昭和シェル美術賞入選

近松素子 (Motoko Chicamatsu)
1965年兵庫県生まれ
嵯峨美術短期大学、インターナショナル美術専門学校卒業
あおもり国際版画トリエンナーレ2007審査員奨励賞

伊藤 亜矢美 (Ayami Ito)
1980年大阪府生まれ
大阪芸術大学美術学科研究生修了
第3回武井武雄記念 日本童画大賞審査員特別賞
第15回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展準大賞

※全文提供: ワイアートギャラリー


会期: 2010年6月16日-2010年6月27日

最終更新 2010年 6月 16日
 

関連情報


| EN |