梅田哲也:●(くろまる) |
編集部ノート |
執筆: 小金沢 智 |
公開日: 2009年 8月 11日 |
照明を落とされた展示室は、足を踏み入れてすぐはその雑然とした空間構成に驚かざるをえない。だが一定の時間を過ごせば、日用品や家電などの一見雑多なものが有機的な繋がりを持って関係し合っていることに気づく。最後まで意図不明なものもあったが、そんなことを言ってしまえば、なぜ扇風機を倒してそれを中央に作られた照明のスイッチとして機能させなければいけないのか、というつまらない問いも成立してしまうから不問にしたい。会期中予定されている三回のパフォーマンスがその場をいかに用いるのか期待される。 |
最終更新 2010年 6月 27日 |